Aの魔法陣Next Generation サプリメント:ファンタジーのサンプル世界設定

○サンプル世界設定
 《ファンタジー》で遊ぶ際のサンプル世界設定です。
 SDはこれをそのまま採用するも、修正して使うも、全く別の設定を用意するも自由です。

○他のサプリメントと組み合わせるときは
 このサプリメントは《ファンタジー》やその他のサプリメントと組み合わせることを前提としています。
 このサプリメントは設定を提供するもので、単体では遊べません。

○固有名詞について
 このサプリメントでは敢えてなるべく固有名詞を設定していません。
 SDは必要な範囲で適当な名称を設定してください。
 (その方が自分の世界として楽しめると思います)

○世界
 サンプル世界は一つの大きな大陸と周辺の大小様々な島からなる世界です。
 実際には遥か海の向こうにはまだ見ぬ世界が広がっているかもしれませんが、
 この世界の人々は未だ外洋を冒険する技術は持ち合わせていません。

○基本的な地理
 大陸北部は雪と氷に閉ざされた極寒の地、南部は荒涼とした砂漠が広がっています。
 さらに海を越えて南下した群島は鬱蒼とした森林におおわれています。
 大陸中央部には北西から南東にかけて山脈が横たわっています。
 山脈の西側は平野が広がり、東側には森が広がっています。
 この大陸の住人は多くが大陸西部の平地を中心に共同体を築いて生活しています。
 もちろん大陸東部や北部、南部にも住まう人あるいはその他の種族がいます。

○主要な国家・組織

 中央王国……大陸中央から西部にかけて支配圏を築いている巨大国家です。
       人間を中心に様々な種族が暮らしています。
       建国の祖とされる伝説上の英雄の子孫を称する一族が代々国王として治める専制国家です。
       王家は太陽の女神に連なる一族であるとして、太陽神を崇めていますが、
       宗教的に寛容であり他の信仰も保障しています。(暗黒教団を除く)
       強大な国力を背景に、長い間安寧の中で発展を続けていましたが、
       近年は地方都市を中心に中央からの乖離の動きが見え始めています。
       (上級貴族の腐敗が進むなどして、拡大した国土を統治しきれていないのです)
       王都や大都市の周辺は騎士団の働きによりモンスターの脅威はかなり取り除かれています。
       反面、都市から離れた農村などではモンスターや盗賊が出没することは珍しくありません。

 共和国 ……大陸東部に位置する大国家です。
       西部に比べて自然環境が厳しく、生存には団結が必要とされてきた歴史から、
       各州(多くは単一あるいは近しい種族による共同体)の代表者が、
       協議により政治決定を行う共和制が採用されています。
       基本的には平和ですが、ときとして州の間での争いや、
       場合によってはいくつかの州が独断で他国と争うこともあり、
       まとまりきれていないのが実情です。

 北部同盟……大陸北部に存在する中小国家による同盟です。
       あくまで互いに自治権を侵害しないことを前提に、
       対中央王国や対共和国との関係で一致協力することを約束しています。
       各国の個性はバラバラであり、細かい状況を正確に把握しているものはごく一部でしょう。
       (つまりSDが好きに設定することが出来るということです)

 砂漠の民……大陸南部の砂漠、その中でも人が暮らせるいくつかの場所に点在し生活する民族です。
       国家と呼べるほどの体をなしてはいませんが、民族間の結束は強固です。
       過酷な自然環境やモンスターの脅威にさらされてきた歴史からか、
       彼らは身体能力や戦闘技術に優れており、傭兵として出稼ぎをしている者もいます。
       また、彼らが生産する織物の愛好家は多く、定期的に行商人が訪れています。

 理性の塔……大陸南部の砂漠近く、緑と砂の交じる土地に建てられた塔を中心に広がる都市国家です。
       彼らは「神」を疑い、人間は神の教えなどではなく、
       その「理性」によって規律されるべきであると唱える教団でもあります。
       彼らは人間中心主義で、他の種族を毛嫌いしています。
       (妖精は神の影響強くを受けた人間の亜種と考えているのです)
       そのため他の国家との交流はごく限られた範囲にとどまっています。
       彼らは真理の探究と、神からの世界の解放を目指して日々研鑽を重ねています。
        ※敵役や厄介な依頼主などとして登場させることを推奨しています。

 暗黒教団……堕ちた神=邪神を崇拝する宗教組織です。
       彼らの主張するところによると、この世界を統べていたのは彼らの信奉する神であり、
       現在この世界で信仰されている神々はその地位を簒奪した忌まわしき存在なのです。
       彼らは独自の規律を持ち、大陸の各地に支部を設け、あるいは秘密裏に集合し、
       彼らの神の権威の復活と、この世界への顕現を目指しています。
       彼らはその目的のためであればどんな非道なことも厭わない集団です。
       この世界で惹き起こされる多くの問題・事件の背後に彼らがいるとされています。
       暗黒教団はごく一部の例外を除き大陸全土で忌避・弾圧されています。
        ※敵役として登場させることを推奨しています。

 古代帝国……かつて存在し、既に滅んだと伝えられている国です。
       その支配は大陸全土に及び、各地に壮麗な都市を築き上げていたとされています。
       現在も大陸のいたるところで古代帝国の遺跡と思われる構造物が発見されています。
       この国がなぜ滅んだかは諸説あり、未だ判明していません。
       古代帝国の遺跡には人を拒む仕掛けが施されていたり、
       凶暴なモンスターが棲みついていたりすることから、
       これらは古代帝国とは全く別の悪意ある者たちによって造られたと主張する者もいます。
       その真偽はさておき、遺跡には価値ある財宝が遺されていることも多いため、
       多くの冒険者が果敢に遺跡へと挑んでいます。


○その他の情報

○魔法について
 この世界では魔法を使うには素養が必要であり、
 素養のないものはいくら学んでも魔法は使えません。
 魔法の力の源については学術的な争いがあり、
 主に、神が授けた力とする立場と、より根元的な世界を構成する力とする立場が対立しています。
 この争いは宗教をめぐる争いに発展していますが、
 この世界の多くの者は、怪我や病気を治したり、モンスターを倒したり出来るのであれば、
 別にその原理は重要でないという意識のため、特に気にしていません。

○交通事情
 この世界では陸路交通が主で、手段は徒歩と馬、馬車です。
 馬車については研究と改良が進んでおり、長旅にも耐えられる大型馬車から、
 街中での移動に使われる軽装馬車、大勢で利用する乗合馬車など種類も豊富です。
 街道も比較的整備されており、大きな街道であれば一般の人でも安全に通行できます。
 一方、あまり主要でない街道や、田舎の方では盗賊が出没することがあるため、
 冒険者の元には商人や旅行者からの護衛の依頼がよく舞い込んできます。

 船は一部の沿岸都市間の物資輸送に使われるほかは、漁船や渡し船を見かける程度で、
 一般の生活者にとってはあまり馴染みのあるものではありません。

○娯楽
 この世界での娯楽は、酒場で騒いだりトランプで賭けたりが主です。
 大きめの街であれば劇場で踊りや曲芸、歌や楽器の演奏などを楽しむこともできます。
 この世界の住民のうち読み書きができる者は人口の3分の1程度であり、
 本は高級品で、庶民の娯楽としてはまったく普及していません。
 国によっては闘技場や賭博場などの施設もあるかもしれません。

○人間以外の種族から見た世界
 この世界には、人間以外に様々な種族が暮らしています。
 (モンスターも見方によってはこれらの種族に含まれるでしょう)
 森妖精や洞窟妖精といった妖精族も、それぞれの国家を築いていたり、
 あるいは人間や他の種族の中に溶け込んだりして生活しています。
 一般的な傾向としては、妖精族は人間による文明的な生活から一定の距離を置いており、
 彼らにとって過ごしやすい、森や洞窟、高地などに集落を構えることが多いようです。

 中央王国は妖精族に対する差別が少なく、妖精族の貴族も数は少ないものの存在し、
 王国内に妖精族による自治領を認めるなど、人間の国家としてはかなり暮らしやすい場所です。
 
 共和国には、それぞれの種族が主体となった州が存在しており、
 伝統的な生活、風習を重んじる種族の者たちが集っています。
 共和国全体として、種族による差別はしてはならないと決められていますが、
 州ごとに他の種族に対するスタンスは違っており、同じ共和国内であっても、
 ある州では洞窟妖精が嫌われていたり、別の州では人間が恐れられていたりといった状況があります。

 北部同盟には妖精族による国もいくつか存在しており、たまに国同士の喧嘩が起こっています。

 砂漠の民はその環境から洞窟妖精以外の妖精族とは関係が薄く、人間が中心となっています。
 彼らは種族の差をあまり気にしません。(厳しい環境ではそんなこと気にしていられないのです)
 そのため、出稼ぎに行った青年が森妖精の娘を見染めて連れ立って帰ってきたという逸話もあります。

 理性の塔は妖精族にとっては恐るべき弾圧者であり、よほどのことがない限り近づこうとはしません。

 暗黒教団は人間と妖精族とを全く差別しませんが、そもそも危険な集団なので忌避されています。


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